院内歯科技工士との連携
更に高い質を追求した歯科治療をご提供
むし歯治療や入れ歯治療の際、詰め物・被せ物・入れ歯の製作や加工を行う専門職のことを「歯科技工士」と呼びます。一般的な歯科医院においては、歯科技工物は外注しているケースがほとんどです。
しかし当院は、院内に歯科技工士が常駐しているのが特徴です。患者様一人ひとりの状況に応じて、歯科医師と歯科技工士が綿密なコミュニケーションを取り、審美的にも機能的にも精度の高い技工物を作製しています。
歯科技工士が常駐する
メリット
治療費を安くできる
歯科治療で扱う歯科技工物のほとんどは、院内で作製しています。そのため、外注を必要とせず、歯科治療時に発生する技工料金を通常より抑えられるのが特徴です。
結果的に、自費治療の際の料金がよりリーズナブルになる傾向があります。
治療期間を短くできる
補綴物を外部に発注すると、歯型や技工物を宅配便で歯科技工所へ送付する手間がかかります。しかし、院内で歯科技工物を作製すると、配達に関わる工数が削減可能です。
結果的に、歯科技工物の作製期間が短縮し、患者様も時間を有効に活用できます。
技工物の完全オーダーメイド化が可能
技工物を作製する際は、歯の色、かみ合わせなどを正確に伝えることが重要です。しかし、外部の歯科技工所に発注する場合はメモ、写真、電話でしか患者様の様子を詳しく伝えられません。
一方で、院内に歯科技工士がいると、患者様のお口の状態を丁寧に伝えられるので、ぴったりの技工物を作製できる可能性が高まります。
歯科技工士のワザが
重要な理由
むし歯治療は繰り返せば繰り返すほど、健康な歯質が少なくなり、歯の寿命が短くなってしまいます。再治療となってしまう原因の一つは、お口に合わない詰め物や被せ物です。補綴物の精度が悪いと、使っているうちに隙間が生じ、細菌に感染しやすい状況になります。
ほかにも、問題のある補綴物を使っていると以下のような悪影響を及ぼすと言われています。
- 歯磨きが難しくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まる
- 咀嚼に違和感が出るので、食事がストレスになる
- 顎関節症の発症リスクが高まる
- 頭痛、肩こり、腰痛になりやすい
そのため、歯科治療においては最初から歯科技工士と綿密な打ち合わせを行い、できるだけ患者様のお口の状態に合わせた正確・精巧な技工物を作製することが重要になってくるのです。
歯科技工士紹介
山元 冬星Tousei Yamamoto
わたくしは医療法人社団歯科アールクリニックの技工部門にて歯科医師の指示の下、自費技工物の作製を中心に全ての技工物の管理を担当しております。
患者さまのニーズに合わせたマテリアルを選択し、ジルコニア、e.max、ゴールドクラウン、インプラント上部構造などの技工物の作製を行っております。
当院ではIOSと呼ばれる口腔内スキャナーや3Dミリングマシン、3Dプリンターなどの最新のデジタル設備を駆使しコンピューター上でシミュレーションを繰り返し、周囲の歯や顎関節の構造との調和のとれた精度の高い補綴物（被せ物や詰め物等）を作製しています。
また、機器に頼り切るのではなくデジタルとアナログのそれぞれ優れた部分を取捨選択して精度を追求し、適合精度に最も重要な工程は人間の手作業にて細密に仕上げております。
当院では精度に拘り、全ての技工物を最初から最後まで全ての工程を1人の歯科技工士が製作する担当制を採用しております。
通常では新人技工士に任せてしまうような工程も全て熟練の技工士が責任を持って行っておりますので、患者さま個々に合わせた最適な設計、患者様の細かな要望も余すことなく技工物に反映することが出来ます。
当院はスタッフ全員が、どなたに見られても恥ずかしくない妥協の無い治療を目指しております。
その為、型取りのやり直しや、セット時に口腔内にて現物合わせで調整にお時間をいただく事がございますがご理解いただきますようお願いいたします。
