orcoa(オルコア)について
45分でできる歯周病検査
歯科アールクリニックでは歯周病の元となるP.g菌を検出する口腔細菌検出装置「orcoa(オルコア)」を導入し、歯周病治療を行っています。
糖尿病など全身疾患をお持ちの方、妊婦さん、インプラント治療をお考えの方、既にインプラント手術をされている方は検査をおすすめします。 歯周病は痛みもあまり感じられず進行します。自分はどれくらい歯周病菌がいるのかどの程度リスクがあるのかを知って、毎日のブラッシングや口腔ケアをすることはとても大切です。
このような方におすすめ
- 歯周病になっているか気になる・歯周病になりやすいか確認したい
- 歯周病かもしれない・歯周病と言われたことがある
- 痛くない検査、時間がかからない検査をしたい
- 歯周病は全身疾患の発症・進行に影響があるときいて心配している
- 数字で確認しながら具体的に歯周病を改善していく方法が良い
- インプラントを考えている
歯周病菌のリスク
歯周病
歯周病は、歯を支えている歯周組織(歯槽骨、歯根膜、セメント質など)に細菌が感染し、炎症を起こす病気です。初期の段階では自覚症状がほとんどなく、進行すると歯がぐらついたり、歯肉から膿が出たりすることがあります。放置すると、最終的には歯を失ってしまうこともあります。歯周病は、喫煙、糖尿病、ストレスなどが悪化させる要因として知られています。定期的な歯の検診と、正しい歯磨き習慣が予防に大切です。
インプラント周囲炎
インプラントを入れた後に一番重要なのはインプラント周囲炎と言われる細菌感染です。
その細菌感染を高精度で検出できるのがこのorcoa(オルコア)です。
インプラントを長持ちさせるためにはメインテナンスがとても重要となっております。
歯周病の原因菌について
レッドコンプレックス
歯周病菌はさまざまな種類に分かれますが、特に危険な歯周病菌は「レッドコンプレックス」と呼ばれています。
ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingvalis)→P.g菌
P.g菌は、歯周病の原因菌として最も悪名高い菌種の一つです。
歯周病菌の中でも特に強力な病原性を持っており、歯周組織を破壊する酵素や毒素を産生します。歯周病だけでなく、心疾患、糖尿病、関節リウマチなど、様々な全身疾患との関連性が指摘されています。
タンネレラ・フォーサイシア(Tannerella forsythia)→T.f菌
T.f菌は、他の歯周病菌(P.g菌など)とともに、歯周病の進行に深く関わっています。これらの菌は、歯垢(プラーク)の中に集まり、バイオフィルムと呼ばれる膜を作り、歯周組織を攻撃します。
トレポネーマ・デンティコーラ(Treponema denticola)→T.d菌
螺旋状の形状をしていて、運動性が高いのが特徴です。歯肉の組織内や血管内に侵入し、増殖することができます。P.g菌やT.f菌など、他の歯周病菌と共生し、より強力な病原性を発揮します。
この3つの中で一番注意しなければならないのが歯周病菌でもっとも強い病原性をもつP.g菌です。P.g菌は病原性が非常に高く、歯ぐきの血管を通って全身疾患のリスクを高めると言われています。
orcoa(オルコア)はこのP.g菌を45分で測定でき、歯周病の早期治療が可能です。
orcoa(オルコア)で行う検査
菌の数が数値でわかる
P.g菌の数がモニター上に数値で表示されます。歯周病リスクが具体的な数値で把握できます。
歯周病治療・予防ができる
検査結果をもとに今後どのような歯周病治療・予防計画・メインテナンスで進めていくかをお伝えできます。
検査結果の詳細はシートに印刷
検査結果はシートに印刷します。数値やグラフ、イラストが表示されているためわかりやすいです。
orcoa(オルコア)検査費用
1回 | 3,800円 |
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※料金はすべて税込価格となります。